ほとんど語られない、感受性の豊かな人の心のバランスの取り方(後編)

スピリチュアルなヒント

感受性が豊かであることは、決して「弱さ」ではありません。
それはあなたの中の女性性が、今も美しく咲いているという証。
でもその繊細さが、時に「開きすぎて」あなた自身を苦しめてしまうこともある。

前編ではその原因と背景について触れました。
今回はその解決法として、「あなたの中の守る力」と出会う実践ワークをご紹介します。

 

■「守って」と呼びかけるのではなく、「私が守る存在そのものになる」

「助けて」「支えて」と願いたくなるほど、
世界がつらく感じるときってあるよね。

でもそのたびに、自分以外の誰かにすがるしかないと思っていたら、
あなたの豊かな感受性は、うまく扱えないと時として感情の波に吞まれてしまいます。

だからこそ必要なのは、
“誰かに守ってもらう”ことではなく――
「私が、私の守り手になる」こと。

 

■大天使ミカエルになるというイメージ

大天使ミカエルは、青い炎の剣を携えた「守護と正義の天使」。
あなたが感情に呑まれそうになったとき、
「大天使ミカエルを呼ぶ」のも素敵だけど、
それ以上に力になるのは――

「私の中に、大天使ミカエルがいる」
「私は今、大天使ミカエルのように立つ」

と宣言すること。

背筋が伸びて、
喉の奥がスッと開く感覚がやってきたら、
それはもう、あなたの中でミカエルが起動しているサインです。

■不動明王として座るというイメージ

不動明王は、炎の中で一切動じることなく座す「不動心の象徴」。
彼は怒りを持っていますが、その怒りは“慈悲”のために使われるものです。

目を閉じて、
内側の炎の中に座る自分をイメージしてみてください。

呼吸を整え、
「私は今、すべての揺れを静める」と心の中でつぶやく。
それだけで、感情の嵐の中心に静けさが生まれていきます。

 

■女神アテナという選択も

勇ましく、美しく、知恵を持ち、戦うことも厭わない――
それがギリシャ神話の女神アテナです。

彼女は盾と槍を持ち、冷静さと知性で戦場を見つめていました。
女性であることを誇りながら、自らを守り、国を導く存在でした。

もし大天使ミカエルや不動明王よりも、
「女性としての強さ」をイメージしたいなら――
あなた自身がアテナになってもいいのです。

「私は、優しさも強さも持つ強き女神」
「私は愛し、感じながら、守りもする」

と宣言することで、
あなたの中の「知性と冷静さを備えた強き女神」が目覚めていきます。

■実践の手順(どの存在でもOK)

① 静かな場所で目を閉じて、深呼吸を3回
② 自分が“ミカエル/不動明王/アテナ”になった姿をイメージ
③ 心の中で自分に語りかける

  • 「私は今、私を守る存在です」
  • 「私はここにいていい。私の世界を変えるものは無い。
    誰も私をコントロールできない。できるのは私自身だけ」
  • 「私は、私を愛しながら守れる人間です」
  • 「私のリーダーは私です」

④ 数分その感覚を味わったあと、ゆっくり目を開ける

■誰かになることで、“自分”に戻れる

ミカエルや不動明王、アテナになるというのは、
「自分を消して、別の存在になる」ことではありません。

それはむしろ、
“あなたの中にすでにある力を形にする”ということです。

繊細で、優しくて、すぐに感じすぎてしまうあなた。
でも、だからこそ、
あなたの中にはすでに剣と炎と知恵が用意されています。

■さいごに

「守って」と祈るのではなく「私が守る存在そのものになる」。
この意識の転換こそが、
あなたの感受性を“制御不能な波”から“光の道しるべ”へと変える鍵になります。

もう外の誰かを探さなくていい。
あなたの中に、もうひとりのあなた――
“強き守護の力”が、ずっとあなたのなかに居るのだから。

あなたのなかに、あなたが大好きな強い存在がいたとしたら、
それが一番良いのかもしれません。
その存在がいつもあなた自身と一体となって、守ってくれるに違いありません。

 

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