ケイ素水の作り方 2~まるごと食べる vs チンキ抽出の吸収の違いと使用上の注意について
前回は、植物由来のケイ素水としてスギナチンキの作り方をご紹介しました。
今回は、「おひたしなどで食べる方法」と「チンキ抽出」の吸収の違いについて、
もう少し詳しく解説していきます。
スギナを活用する時、多くの方が「お茶にする」「おひたしにする」
「煮込んで食べる」など、食材として活用することを思い浮かべるでしょう。
もちろんこれも素晴らしい方法です。
でも吸収のルートが違うことで、体内に入るミネラルの量や種類が少し変わってくるのです。
これはスギナに限らず、どの植物や食品についても言えることですので
知っていると役に立つかもしれません。
■食べて摂る場合(おひたし・煮物・お茶)
スギナは食材としても利用できます。野草料理やお茶にして楽しむ人も多いでしょう。これらは、消化管(胃・腸)を通じて体内に取り込まれます。
【吸収経路】
口 → 胃 → 小腸 → 腸管吸収
【メリット】
・他のビタミンや食物繊維もまとめて摂れる
・腸内環境が整っていれば多くの栄養素が吸収される
・食事の一部として気軽に取り入れやすい
【弱点】
・ケイ素は腸での吸収率が10〜20%程度とやや低め
・細胞壁が硬く、完全に分解されないまま排出される部分もある
👉 食材利用のメリット
・加熱による雑菌・寄生虫対策が容易
・多種のビタミン・食物繊維が摂取できる
・胃腸が強い人には総合的な恩恵あり
■チンキ(アルコール抽出)で摂る場合
アルコール抽出によって細胞壁が溶け、
スギナに含まれるケイ素や他の微量成分がしっかり抽出されます。
摂取時は舌下や胃粘膜から直接吸収されるため、
消化を経ずにスムーズに血流に取り込まれます。
【吸収ルート】
舌下・口腔内 → 血流
または 胃粘膜 → 直接血中移行
【メリット】
・ケイ素吸収率が高く、少量で効果が期待できる
・舌下や胃粘膜から直接吸収されるため即効性もある
・微量元素・フィトケミカルもまとめて取り込める
【注意点】
・アルコールに弱い方は量を調整する
・妊娠・授乳中は医師と相談
吸収の図式イメージ(簡易まとめ)
| 方法 | 吸収率 | 主な吸収経路 |
| 食べる(おひたし・お茶) | 低~中 | 小腸からの消化吸収 |
| チンキ(アルコール抽出) | 高 | 舌下・胃粘膜から直接吸収 |
実は「併用」がいちばん良い!
どちらか一方に偏らず、「食べる」「飲む」「チンキで摂る」など
複数の方法を組み合わせるのが理想的です。
食材として摂ることでビタミン・食物繊維も摂れますし、
チンキではケイ素や微量成分を効率よく取り込めます。
【私の実践例】
おひたし・煮物+毎日少量のチンキ数滴
■使用上の注意まとめ(簡易版)
✅ 野草採取は自己責任で安全確認を行う
・丈夫で育てやすいので、自分で育てるのが一番良い。
・採取場所の農薬や衛生面などに注意。
特に駐車場や道路脇などは除草剤を撒くことが多いので注意が必要
・他の人の土地で採取する場合は特にひとことお断りするなどのマナーが必要
✅・スギナとトクサ類の誤認に注意しましょう
(スギナは胞子茎が春につくし状で出ます)。
✅ アルコール濃度は35~40度を推奨
果実酒用のホワイトリカーやウォッカなどを使用します。
✅ 妊娠中・授乳中・持病のある方は医療機関に相談してから使用してください
✅ 舌下吸収を高める飲み方について
・直接舌下に垂らし、15〜20秒ほど口の中に含んでから飲みこむ
・水や飲み物に混ぜた場合でも、15〜20秒ほど口の中に含んでから飲み込みます。
・高温の飲み物は避け、常温〜ぬるま湯が理想的です
・これによって、舌下・口腔粘膜からの吸収率が高まります
・熱い飲み物に混ぜるのは避けてください。
(成分が揮発・分解する可能性があるため。水かぬるま湯がベスト)
✅ どんな植物でも、体質との相性というものはあります。
最初は1滴から始めて、大丈夫であることを確認しながら
少しずつ量を増やしてください。(1日の上限15滴まで)
■ツクシと併用は可か否か?根の部分は使用可能?
チンキ作成には、スギナの葉・茎などの緑色の栄養茎部分を使用するのが基本です。
ツクシ(胞子茎)部分はチンキには向かず、混入は避けるのが理想的です。
ツクシには微量のアルカロイド成分やビタミンB1分解酵素(チアミナーゼ)が含まれており、
通常のおひたし等で少量食べる分には問題ありませんが、
濃縮抽出するチンキでは安全面から除外するのが望ましいです。
また、地下茎(根茎)部分は葉や茎ほどミネラルは豊富でなく、
タンニンなど渋み成分も含まれるため、チンキ抽出には使用しません。
地下茎はむしろ、乾燥・粉砕して軟膏や入浴剤など
外用目的で活用する方が適しています。
このように、緑の地上部(葉と茎)だけを使うことで、
ケイ素をはじめとする豊富なミネラル成分を安全かつ効率よく抽出できます。
次回は、美容にも効果のあるスギナチンキ活用法についてお伝えします。

